トレーラーハウスは公道を走行するため、車検対応では全幅を2.5m以内に収める必要があります。そのため走行時の車体はコンパクトにせざるを得ず、従来は室内空間が限られるという課題がありました。
「もっと部屋を広く使いたい」——その声に応えるため、海外で一般的な拡張機構を日本仕様にカスタマイズし、走行性と居住性を両立する技術を独自に開発しました。それがチップアウト・スライドアウトです。
車体内に格納できる拡張部(小部屋)を備えた構造です。
輸送時は車体内に収納し、設置時に外へ引き出すことで、
室内幅を走行時の約2.5mから設置後最大約3.7mへ拡大。
室内空間を大きく広げます。
※拡張幅・増床は仕様により異なります。
- 特許番号
- 特許第5002781号
- 出願番号
- 特願 2008-279908
- 発明の名称
- トレーラーハウスの収納可能小部屋
- 経緯
- 2008年出願 → 2012年登録
輸送時 — 収納する
拡張部を車体内に収納し、全幅を法定の2.5m以内に。規制を守ったまま、狭い経路でもスムーズに輸送できます。
設置時 — 引き出す
設置場所で拡張部を車外へ引き出します。独自の機構により、安定してスムーズに展開できます。
使用時 — 広く使う
室内幅を最大約3.7mへ拡大。1ユニットあたり約1〜2畳(1.62〜3.24㎡)の床面積が加わります。
スライダーを左右にドラッグして、室内の広さの違いをご確認ください。
チップアウト方式Chip-Out
拡張部を回転させて展開する方式。運搬時は拡張部を横倒しにして車体内に格納し、設置時に起こして立ち上げながら車外へ展開します。壁面ごと折り畳まれる小部屋がせり出すイメージで、構造が比較的シンプルです。
スライドアウト方式Slide-Out
拡張部を水平にスライドさせて展開する方式。運搬時は車体内に収め、設置時に水平方向へ押し出します。展開・格納がスムーズで、アメリカ製トレーラーで一般的に採用されています。
どちらの方式も複数ユニットの搭載が可能。車幅2.5m・2.7mの各タイプにオプション対応します。
拡張部を水平にスライドさせ、側面がせり出した状態。狭い経路でも輸送し、現地で大きく展開します。
広がった室内に、キッチンなどの設備をゆとりよく配置。住居・事務所として快適に使えます。
拡張部を回転させて展開し、室内幅を拡大した状態。すっきりとした外観に仕上がります。
拡張により生まれた、広々としたワンルーム空間。
用途に合わせた間取りで仕上げられます。
走行時はコンパクトに収納し、設置後は拡張部をせり出して床面積を拡大。
生活・業務スペースにゆとりが生まれます。
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