トレーラーハウスの室内を広く使えるチップアウト/スライドアウトの技術
トレーラーハウスをご検討いただく中で、悩みの一つになるのがお部屋の広さです。トレーラーハウスはその性質上道路を走ることになるため、どうしても建築基準法や道路運送車両法などの影響により室内の大きさに制限があります。当店もお客様からいただく要望として「もっと部屋を広く使いたい」という要望が多かった事から、お部屋を広く拡張できる「チップアウト/スライドアウト」の導入を決めました。
チップアウト/スライドアウトとは?


チップアウト/スライドアウトとはこのような仕組みで、輸送時には空間を車内に収納し、設置時には外に出すことにより空間を広くするための装置です。この空間を倒して収納するのを「チップアウト」、立てたままスライドして収納するのを「スライドアウト」と読んでおります。チップアウトの方が収納が容易なため基本はチップアウトを選択するのですが、拡張する空間にキッチンやトイレなどを設置する場合や、何カ所も設置する場合にはスライドアウトを選択します。海外製品に導入されている仕組みを日本ならではのカスタマイズで弊社が導入し、特許も取得しているオリジナルの仕組みです。
例えば納車ルートの道幅が狭い場合に空間を拡張したり、ナンバー付きトレーラーに課される横幅2.5m以下の制限の中でも設置時に空間を拡張する事が出来ます。
チップアウト/スライドアウトは雨漏りする?
結論からお伝えしますと、10年以上トレーラーハウスを作り続けている当社でも、チップアウト/スライドアウトを装備したトレーラーハウスで経年劣化による雨漏りは起きた事がありません。海外製トレーラーハウスでは造りの違いからチップアウト/スライドアウト搭載車両にて雨漏りが発生するとの例はよく聞きますが、当社の導入しているチップアウト/スライドアウトは雨漏り対策をしているためご安心下さい。